Chrome OSはすごいのか?(第80回)
GoogleがChrome OSを開発する狙いを深読みしてみた(第82回)
戸田覚「Chrome OS」を速攻チェック~デフレに近い恐怖感!?~
マイクロソフト信者にしてアンチGoogleな俺は、Chrome にもChrome OSとやらにも興味はない。
が、巷で話題になっているようなので、ちょっと記事を読んでみた。
グーグルとしては、いわゆるアプリケーションは、すべてグーグルのサービスを使うことを考えていると思われます。ブログでも
『ユーザーエクスペリエンスのほとんどはウェブ上で提供されます』
と述べられています。例えば、「表計算」という項目を起動メニューから選べば、Googleドキュメントが、「メール」を開けばGmailが、ブラウザーで表示されるという具合でしょう。
なんてことが書いてあるが、Hotmail を使いたい俺はどうすればいいのだろう(笑)。
Windows には、各製品ごとに Windows N とか Windows K とかいうバージョンが存在する。
それぞれ、欧州向けと韓国向けの製品だ。
これらは、標準のブラウザやメディアプレイヤーとして Internet Explorer や Windows Media Player 以外を選択することができる(もちろん一般のバージョンでも後からカスタマイズできるが、これらは最初から標準が MS のアプリケーションになっていない)。
こうしたバージョンは、マイクロソフトが囲い込みをして自由競争を阻害しているとかいうクレームをうけて作られているものだ。
確か Google も、Windows Vista が出た時に検索エンジンを置き換えられるようにすべきだとかいうクレームをつけて、Vista SP1 からそれが可能になったように記憶している。
そんなことを言う奴らは当然、Chrome OS 上で使えるアプリケーションもオープンであるべきというクレームをつけるはずだ。
極論、「Chrome OS は使いたいが Chrome は使いたくない」という声にも応えなければなるまい。
Google は Chrome OS 上で動くブラウザを開発するツールを外部に提供すべきであるし、Google の Web アプリと他の Web アプリがシームレスに連携する仕組みも提供すべきである(例えば、Chrome 上でクリックしたリンク先が別のブラウザで開くなど。これは、Windows 上で拡張子の関連付けを変えるのと同じことだ)。
俺はアンチ Google なだけでなく、アンチ SaaS でもある。
「ブラウザがプラットフォームになって、すべてのアプリケーションはブラウザ上で動く」みたいな思想は嫌いだ。
だから、どうなろうが俺が Chrome OS を使うことはないだろうが、行く末は見ていてもいいかと思う。
あ、その前に、Chrome OS が「自由競争を侵害する」ほど普及すればの話だが(笑)。